コラム

行政手続電子化の流れ

DX、ITC、デジタル改革、電子政府・・・・、こんな言葉を目にしない日がないような気がします。
その割に「何のことかいな?」と、ピンとこないし具体的イメージがつかめないまま日々を過ごして来ましたが、ようやく実感が湧いてきました。
具体的には、持続化給付金、家賃支援給付金、一時支援金、月次支援金、持続化補助金コロナ特別型、滋賀県の新しい産業・生活様式確立支援事業、経営力強化支援事業・・等々の申請のお手伝いをするなかで実感したのです。「これからは、行政への申請にICT(情報通信技術)必須だ」と。
この一年半近くの間に、コロナ禍に対する様々な事業支援策が実施されました。多くの給付金、支援金、補助金の制度が現れましたが、その殆どで「電子申請」が採用されました。早急に大量の件数を処理するためには「電子申請」が必要だったのです。そして、コロナ禍では対面を避ける必要もあったのでしょう。パソコン等何等かの情報通信技術を使わなければ「受け取るべきお金の申請さえできない」という状況になってしまったのです。
あれもこれも電子申請なのかと、電子化を実感した次第です。一方で、電子機器自体に馴染めない方もたくさんいらっしゃいます。その様な方の「申請を手伝ってよ」というニーズは高いものがありました。
今後、コロナを転機に、国として電子化がさらに推進されていくでしょう。なかでも行政手続きは率先して電子化が進み、電子政府へと向かっていくことでしょう。行政手続きは電子化が当たり前になるのです。
現状での問題点とされる各行政機関、自治体毎でバラバラのシステムや、「2025年の壁」(老朽化した既存システムではもう無理になるよ、という問題)も、システム統合や更新により乗り越えていくことになるのでしょう。きっと、コロナ禍対応のための様な簡易なものではなく、より精密、厳格なシステムに一本化されていくはずです。
そんな中で、急速に変わろうとする社会システムと、それを利用する側との間にギャップも生じてくるだろうと感じています。
このギャップを埋めるのも行政書士の使命の一つだと思います。
そして、その使命を果たすべく、電子化の流れについていくために、怠りない学習なくしては行政書士として生き残れないのではないかと感じています。行政書士にとっても厳しい時代になりそうです。

Web面談始めました

行政手続きの電子化が進み、電子政府、電子自治体の実現が近づいています。また、コロナ禍によるリモート推進も世の流れのようです。
そこで、古田行政書士事務所としても、リモート化に取り残されてはいけないとばかりに、Web面談を開始することにしました。
予約いただいて、Zoomでお話するということですが、一応新しい取組なので、ドキドキしています。

あわせて電子化に対する対応も必要であると実感しています。電子認証を始めとした行政手続きのデジタル化等への取組も進めていきたいと思っています。

小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型 第三回採択

昨日、小規模事業者持続化補助金コロナ特別対応型第三回採択者発表されました。ネットがエラーとなってなかなか内容確認できずに焦りましたが、申請のお手伝いをさせていただいたお客様採択されていました。
結果発表まで通常より長く、ずっと胃が痛む思いで待っていましたが、採択されてホッとしました。……よかった。
第四回では三件の申請をお手伝いしていますので、今度は三倍胃が痛むのかしら。

第五回も追加設定されています(12月10日期限)ので、検討されている方、お手伝いさせていただきます。

コロナワンストップ相談窓口

滋賀県の新型コロナウイルス感染症対策の一環として、各種支援策のワンストップ相談窓口が開設されています。
7月~12月まで土日祝を除く毎日9:00~17:00まで電話相談を受付けています。私たち行政書士が対応にあたっています。
本日、私も窓口を務めました。

電話番号は 077-525-5670 です。

お気軽にご相談ください。

水清き 醒ヶ井

水清き梅花藻の郷、醒ヶ井に行ってきました。
小さな川沿いの郷をゆっくりと歩いていると、日常とは異次元の空間を感じてしまいます。
遠い昔、田舎の村に流れる小川に沿って、ばあちゃんに連れられて散歩した古い記憶が微かに蘇ったような気がします。
流れる水は、どこまでも透明で、何故か懐かしさが感じられる不思議な感覚です。
そして、水中に咲く小さな梅花藻の花は可憐な驚きです。
澄んだ水と澄んだ空気、さて、リフレッシュして新たな日常にもどりましょう。

ハザードマップの確認を

梅雨末期の大雨による被害が甚大なものとなっています。九州では今後も激しい雨が予想されていますが、天候の回復と被害の終息を願うばかりです。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
今回、洪水被害に遭わなかったとしても、異常気象はいつ襲ってくるかわかりません。その時には「命を守る行動」をとらなくてはなりません。自分の身は自分で守らなくてはなりません。今から、地元市府県のハザードマップの確認と避難場所の確認は必ず行っておくべきです。
そして、自治会、町内会の災害対応システムも知っておくべきでしょう。いざという時に自分や周りの人の「命を守る行動」をとるには、身近な助け合いが必須です。なおざりにされがちな地域コミュニティは、実は自分を守るためにも欠かせないものだと思います。

エキスパートバンク登録

この度、滋賀県商工会議所連合会の経営・技術強化支援事業(エキスパートバンク)に係るエキスパート登録をさせていただくことができました。
このご縁を大切に、登録専門家として小規模事業者の皆様の経営・技術強化を少しでもお手伝いさせていただきたいと身の引き締まる思いです。

特別定額給付金 ご注意!

新型コロナウイルス感染症対策として「特別定額給付金」が給付されます。
この機に乗じた詐欺が出てきているようです。総務省から以下のような注意が出されています。

「個人情報」「通帳、キャッシュカード」「暗証番号」の詐取にご注意ください!
ご自宅や職場などに市区町村や総務省などをかたった電話がかかってきたり、郵便、メールが届いたら、お住まいの市区町村や最寄りの警察署(または警察相談専用電話(#9110))にご連絡ください。

「特別定額給付金」の申請手続きは簡便なものです。市区町村から郵送されてきた申請書に振込先口座を記入し口座確認書類、本人確認書類とともに送り返すだけです。
ややこしい手続きではありません。ややこしい手続きの話には耳を傾けないでください。

緊急事態宣言

4月7日、ついに緊急事態宣言が発出されました。

新型コロナウイルス感染症を克服するためには、行動の自粛が必要です。これは経済の委縮も伴うものですが、何とか切り抜けなくてはなりません。その為に緊急資金繰り支援制度が発動されています。

資金繰りは事業者の皆様にとって切実な問題です。当事務所では各種緊急資金繰り支援制度内容の説明や煩雑な申込手続きのお手伝いも行っています。初回相談無料ですので、ご利用ください。

さくらの頃

車窓からも、さくらの花が見られるようになりました。春、新しい一歩を踏み出す時です。

新型コロナウイルスで花見は自粛ですが、さくらはいつもの春と変わらず美しいです。

どんな困難も、自分ができることを実行することで乗り越えていくしかありません。

私もコロナに負けないぞ。春は来る。